子猫物語
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 4ヶ月ほどが経ちました・・・。

 子猫たちはずいぶん大きくなりました。ちょっと見ただけでは親と区別が付きません。でもこんなに大きくなってもまだお乳をもらっているようです。子供たちは勝手に行動するようになりました。4匹そろって姿を見ることが少なくなってきました。

 最近、子供たちのうち1匹がどこかに行ってしまったのか、全然姿を見なくなりました。体の大きな方の雌の子供です。いったいどうしたのでしょうか。誰かに捕まってしまったのでしょうか。どこかで幸せに暮らしていることを祈ります。

 時に雪が降るような寒い毎日、いったいどこで夜を過ごし、暖を取っているのでしょうか。ノラは生きて行くだけで大変だと思います。



 もぐもぐも近々独立するのでしょうか。ノラ猫の掟はよく知りませんが、もぐもぐは雄なので、きっと縄張り争いをするのでしょう。巨体の雄猫と戦うのでしょうか。勝たなければ住み良いところにいられなくなるのでしょう。

 かあちゃん猫のはぐはぐは、子育てをほとんど終えたので、3匹の雄猫につきまとわれるようになりました。美人だし子育てもうまいし、きっともてるのでしょう。雄猫のやたらに耳に付く鳴き声が響く今日この頃。ひょっとして次の子育ての準備ができているのかもしれません。

 数日後、雄猫の鳴き声が聞こえなくなりました。あれほどつきまとっていた雄猫が姿を見せなくなりました。そして急に人前に姿を見せなくなったはぐはぐ。どこにいるのでしょうか。もう子供たちと一緒に行動しないのかもしれません。ひょっとして妊娠したのでしょうか?・・・・・



 たまに姿を見せるのは、もぐもぐと、もう1匹の体の小さい方の雌の子供。いつもかなりお腹を空かせているように見えますが、飢えているというわけでもないようです。自分で餌を探しているのでしょう。あとは縄張り争いに巻き込まれたとき、どうなるのか。本当に大変です。それに寒い夜はどこで過ごしているのでしょうか。もぐもぐがくしゃみをしているので心配です。


 ひょんなことから始まった観察。今まで知らなかったノラ猫の子育てをかいま見ました。雨に打たれていた片手に収まるような小さな猫が、そろそろ親離れしようとしています。がんばって生きていって欲しいですね。

子猫物語
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