軸の構造
Structure of Axis
軸とは、棒状あるいはパイプ形状をしているものと思われるかもしれませんが、内部は上下に2つの軸受けがあるのみで、その間は空間になっています.
従って上下が分離していても、機構学的には差がありません.
上側の軸受け(アッパーピボット)と下側の軸受け(ロワーピボット)が、1本のパイプの中に格納されているものを一体型、上下の軸受けが離れているものを分離型と呼ぶことにします.
分離型は、製造誤差や動作時の変形によって軸受けの位置や角度がわずかにずれることがあるため、そのずれを吸収できる構造になっています.
|